さすがに警戒する声が増えてきました。そこでヒストリカルボラティリティ(HV)と日経平均を比較してみます。日経はじめ一般的にはHVではなく日経VIを用いますが、当社はHVを使います。

2016-12-27 (2)
昨日までのHV日足です。非常に低い水準で素。昨日で10.2%ですが、これ以上の低下余地は僅かしかありません。 次にHVを上下反転して日経平均と重ねます。

日経
HVが上昇すれば日経平均は下落する傾向にあります。今後も日経平均が上昇するにはHVが低下または横ばいになる必要があります。低下余地はほとんどありませんので、横ばいが理想ですが、その場合は日経平均上昇余地は限定的でしょう。

ガラッと変わって米国債を超長期で見てみます。

コピー

1981年からの10年国債利回りとダウ月足です。米国は1941年から1981年まで金利は上昇し続けてきました。1981年はレーガン大統領就任ですが、高インフレでした。当時のボルカーFRB議長はインフレ退治に動きます。そして「インフレファイター」の異名は今でも語り継がれています。40年続いたら金利上昇が1981年に終了し、11月まで約35年間金利低下が続いていました。現在の金利はまだ低く問題ありません。しかし35年間のチャートを見れば金利上昇とダウは逆の動きです。金利上昇が一線を超えたら株式にはマイナスになります。

年末ですので銘柄は控えます。