JPMのレポートを参考にドル相場をかんがてみました考えてみました。

米国がメキシコあるいは中国からの輸入に高関税をかけたとします。 名目為替レートは、国境税をプラスした輸入価格を反映しなければらならないため、ドル高になるのではないかと考えます。


(消費+投資+輸出)ー輸入=総所得  貯蓄は所得ー消費です。

所得ー投資=輸出ー輸入 となります。これを言い換えれば 資本収支=経常収支 ともいえます。

つまり20%の輸入税をかけることは 税率÷(1-税率)=1.25 となります。

したがってドルはメキシコペソや元に対して25%上昇しなければなりません。この影響は円やユーロにも及ぶでしょうから、長期的にみて金利差以外以外にも税率差がドル高要員になると考えます。
もちろんこの考えは政府支出や政治などを除外しての机上の空論です。しかし高関税はドル高を誘発するということです。

トランプの言動で世界の市場は一喜一憂していますが、米国は自分の首を絞める高関税は実際にはやらなず、2国間協定で解決すると思います。日本が責められるのは農業と防衛でしょうから、この分野の小型株は長期的にみて有望かと思います(防衛は昨年末から言ってますが)

     銘柄

アンジェスMG4563  チャートは下値横這いが続いているように見えますが、いつイナゴタワーが出現してもおかしくない動きと思います。(以下のチャート参照)
2017-01-31 (3)