米株式市場が過去、大暴落したときの共通点の一つは見つけました。その他にも要因はあるでしょう。その共通点を現在に当てはめると暴落には全く程遠い状況です。ただ、これは長期的なもので、目先の予想には不向きです。まだ検証する必要があるので、その共通点はまだ明かせません。

ところで、近々FRB議長が決まりますが、テイラー議長になった場合です。テイラールールとは

FF金利=自然FF金利+(インフレ率ー目標インフレ率)÷GDPギャップ (成長率ー潜在成長率) 

これだとFF金利は3%となり、今の1%から3倍になうため、株式市場は暴落する可能性が高いくなります。

テイラー氏が選出される可能性は弾くため、杞憂に終わるでしょうが、3%になればなぜ暴落すると述べたかは、現在の10年国債利回りが2.42%だからです。株式市場に資金が流れているのは、
長期金利2.42%-FF金利1%=1.42%もの乖離があるかだと考えます。

さて、話を目先の相場に戻します。
マザーズ2
日経平均予想は外しましたが、実際には影響はないと思います。個人投資家の多くは新興・小型株中心であって225主力株売買の方は少数派なので、日経平均が上がったからといって利益が増えているわけではないです。
マザーズ指数のほうが個人にとっては重要でしょう。上はパータン1の場合です。次にパターン2です。
マザーズ3
当社にはマザーズ指数の蓄積がないため、どちらのパターンになるかは分かりません。

最後にSP500です。
SP
10月20日天井、その後調整までは完璧に予想通りでしたが、27日の急騰で狂ったかもしれません。1日では判断できませんので、1週間は見る必要があります。その時点で今後の予想法を変更すべきか考えたいと思います。 現時点では目先予想は困難です。超長期は強気です。