ＦＯＭＣで予定通りの利上げとなり、来年は３回の利上げが予定されています。しかし、過去の利上げ時と比較して非常にゆっくりです。一部で利上げによる株式市場への懸念がいわれていますが、過去を見る限りそうでもなさそうです。

上は１９９２年～２０１０年１２月の日経平均とＦＦ金利のチャートです。ほぼ一致した動きです。つまり　利上げ＝日経平均上昇　という動きです。来年３回利上げといってもまだ低金利には変わりません。インフレ率も２％手前で止まっています。来年も株価にはプラスと思います。
懸念は２年物国債の利回りが上昇したにも関わらず長期金利が低下した場合です。仮に長短金利が逆転した時は株価急落するかもしれません。しかし、その心配は現在のところないでしょう。

東証２部指数は史上最高値です。日経平均とは銘柄構成が違う点もありますが、ほぼ同じ動きです。

上は日経平均と２部指数の月足ですが、２部指数を１３週右へ移動しました。これで日経平均のおおよその天底が確認できます。長期的にはまだ上昇トレンド維持かと思います。


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