ソフトバンク株はエヌビディア、スプリント株の値動きに左右されるような解説が多いです。その通りでしょう。しかし、我々はソフトバンク株が日本の長期国債に連動していることを確認しました。
ソフトバンク
日本の10年物国債利回りと比べると、ほぼ一致したチャートです。金利上昇=ソフトバンク上昇 の構図です。借金過多のソフトバンクがなぜか金利上昇で買われています。15兆6千億円もの有利子負債があるにも関わらずです。
そこで10兆円ファンドのソフトバンクビジョンファンドを見てみると、上期20社・平均1000億円の投資を実践したと発表しています。単純合計で2兆円です。つまりキャッシュがまだ8兆円もあると推測されます。これがソフトバンクが金利上昇メリット株であることになると考えます。ビジョンファンドが10兆円使いきった後は、投資先が開花するかどうか次第ですが、金利上昇メリットはなくなります。