EV関連としてリチウムイオン電池関連は昨年賑わい、刈り取られた感があります。そこで電池の次に何が重要なのか?
EV(電気自動車)もっともで電池を消費するのが駆動用モーター・インバーターで、GSの試算によると、市場規模は2105年23億ドル→2030年に320億ドルと巨大になるそうです。 同社は注目企業としてアイシン(7259)、日本電産(6594)、デンソー(6920)を取り上げていますが、如何せん大型株なのでパスします。

EV1台あたりの付加価値はモーターで500~1000ドル、インバーターも500~1000ドルで合計でEVの5~10%を占める。バッテリーは30~50%だそうです。

そして、EVの消費エネルギーの55%が走行で、モーターの効率向上がこれまで以上に求められる。
モーター性能の要であるコーターコアの精密高速プレス機メーカーに注目、銅線の巻き線機メーカーはモーターの巻き線パターンの複雑化があれば、付加価値が歩留まる可能性がある。ただし、トヨタ、ボッシなどは内製化しています。

しかし、内製化はほんの一部の巨大企業のみで、専門分野に強い企業は今後評価されると思います。

現在、インバーター市場はトヨタが圧倒的ですが、GSによると、市場は
2015年11億ドル→2030年130億ドルへ拡大の予想です。
また、現在主流のは、PMモーターといって永久磁石を埋め込むタイプですが、モーターの効率を上げるには3つの技術向上が必要です。
①積層コアの薄型化 ②巻き線密度の向上(積線率) ③冷却方式の改善(モーター、インバーター)
2018-01-13 (1)(GSレポートより)
2018-01-13 (2)(GSレポートより)


以上を踏まえて、3銘柄に注目します。


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