日経平均が強い動きに対してマザーズ指数は下落。米中貿易戦争の影響は真っ先に日経平均採用銘柄が悪影響を受けると思われがちですが、株価は違います。当社なりの解釈を順を追って説明します。
2018-07-17 (3)
(みずほレポートより)
上は上海総合と元/円です。密接に連動しています。人民元が安くなると上海総合も下落する動きです。
次に上海総合と日本の株式を比較します。
マザーズ
NT倍率拡大が指摘されていますが、その最大要因はメガバンク株の低迷でしょう。そこでみずほ、上海総合、マザーズ指数を比較しました。ほぼ同じ動きですが、特にマザーズ指数は上海との連動性が高いです。

つまり、米中貿易戦争→元安→マザーズ安、メガバンク安 という構図です。これがマザーズ低迷の一因と考えます。米中貿易戦争の被害者は輸出大型株より新興・小型株ということです。ではなぜこうなるかについてはまだ明確に説明できないので時間を下さい。


    銘柄

岡山県貨物運送9063 倉敷市の一日でも早い復興を願いますが、それには輸送網が必要です。

TDK6762 高い位置なのでLC設定必須。米粒より小さい全固体電池「セラチャージ」のサンプル出荷を昨年12月に始め、月3万個まで生産できる。回路に実装できる全固体電池を実用化したのは同社が世界初。IoT機器普及にはデータ保存用のバックアップ電源の必要性が増します。(ヴェリタスより引用)