今週は日本市場休みのため、代わりにCME日経平均先物を「ダウ方向予想」と比較します。
CME
赤のチャートは時々掲載している弊社独自の「ダウ方向予想」です。直近の上下幅を修正します。
CME拡大
予想通りの展開になっています。今日は下落するかもしれませんが、最後の買い場になるかもしれません。残念ながら休場ですが。

次にいつも通りダウとの比較です。
ダウ
先程同様、直近の上下幅を修正します。
ダウ拡大
やはり、仮に今日下落すれば、第一弾の買いになると思います。しかし、上昇相場はあと10日程度で終了の可能性が高まってきています。

VIX指数は低位安定。長短金利は縮小からやや拡大へ転じています。VIXが上昇に転じ、長短金利が再び低下に向かうと警戒と思います。

余談ですが,マスコミは逆イールドになり易い5年ー2年国債を比較していますが、5年物が長期というのはおかんしな話です。米では正式には2~10年物が中期国債でトレジャリーノートといいます。長期国債は30年物のことでトレジャリーボンドといいます。短期は2,3日~2週間の割引債のことで、トレジャリービルといいます。
しかし、世界各国10年国債を長期金利の指標として比較しているので、長短金利は2-10年国債で見るべきだと思います。