ヴェリタスによると、日経平均9日続伸は「投資家の行き過ぎた悲観ポジションの巻き戻しに過ぎない」(みずほ証券三浦氏)、「売り方が損失覚悟で買い戻す踏み上げが活発になった」(松井証券窪田氏)だそうです。しかし、買戻し説は主要因ではないかもしれません。
日経
上は日経平均週足と信用売り残(金額)です。年末年始の大底時、信用売り残は急減していました。8月末も減少しています。上昇が買戻しによるものなら売り残が高水準のはずです。しかし、逆に売り残が低水準の時に買い場となっています。
個人の活況をみるには信用より「店内食合い」が妥当ではないでしょうか。
日経2
このように日経平均と店内食合いは密接に連動しています。店内食合いが低いということは閑散相場です。高い時は活況です。上のチャートを少し修正します。
日経3
店内食合いを上下反転させ、数週右へ移動しました。すると1週の誤差はありますが、ほぼ日経平均の変化日を予想できています。これを見る限り(週足なので中期)ではまだ上昇基調は続きそうですが、あと4~5週程度でしょうか?