米国株式市場の最大の買い手は「自社株買い」です。借り入れしても自社株買いを実施し、高株価政策を行っています。これはバブル期の日本と同じです。当時の日本は「株式持合い」で浮動株を少なくし、高株価を維持していました。今の行き過ぎた自社株買いは、形を変えた持ち合いともいえます。その歪を新型コロナが突いた形となりました。
日本は、台風被害、消費増税に新型コロナとなり、企業業績は悪化しているにも関わらず、経済対策、金融緩和期待で日経平均は4000円上昇しました。その半分は下げるかもしれません。