追証警報発令一歩手前まできました。各指数は小幅安でしたが、新興市場・小型仕手株が大幅安で、追証件数は増加。

2020-07-28 (3)
上は今年になっての主な追証発生日と推定件数です。赤は主に売り方の追証です。ネット証券数社に聞き取り調査した件数をグラフ化したものですので、実際とは異なるかもしれません。
一番下の横目盛りが警告ラインとみています。6月15日以降、4度目の警告ライン接近で新興・小型は注意かもしれません。
2020-07-28 (4)
マザーズ指数チャートです。6月26日高値から今日で約7.8%しか下落していないため、追証が急増することは考えづらいです。しかし、現物も新興銘柄だと、担保も7.8%減少となり、Wで15%以上悪化したことになります。ハコモノ銘柄に投資していたらなおさらです。

2,3月の大暴落から6月下旬までマザーズは急騰しましたが、その時の成功体験が忘れられない個人投資家に追証続出ということでしょう。2,3月と違い、東証1部など一般的な銘柄の下落はそれほどでもなく、追証件数自体の急増はないと思いますが、局地的に新興市場がセイリングクライマックスはあるかもしれません。


    銘  柄

ギグワークス2375 マザーズは不利ですが、一応注目しています

Jタワー4485 5G普及で日本は韓国に大きく差を付けられています。基地局を急ピッチで増やす必要があり、同社も恩恵を受けると予想。