世界主要国経済で中国の回復が抜き出ています。また、韓国の株価も堅調です。これは簡単なことで、新型コロナ感染拡大による世界的な在宅勤務拡大で、PC、スマホ、タブレット、その他電子機器の需要が高まりました。その全ては中国が最大の生産国であるため、パンデミックスの恩恵をフルに享受できているのです。また、韓国はサムスン、台湾はTSMCという大黒柱がやはり在宅勤務拡大の恩恵を受けており、株価指数は堅調に推移しているということでしょう。
逆に日本は、自動車がメイン産業、そして個人消費がGDPを支えており、2本柱がモロ影響を受けて低迷ということです。

しかし、NYダウは7連騰もNQは続落、SOX指数は8月4日最高値の後3連敗、昨日はかろうじてプラスの状況。

SV3
上は8月5日ブログで予想した変化日予想ですが、「
目先の変化日は8月10日ですが、ダウは上昇歩調のため、来週月曜まで堅調な場合は売りになると予想します。」と述べました。1日のズレはありますので、今日か明日が売りになると思います。

日経平均も今日は大幅高でチャートが良くなったように見えますが、目先は警戒と思います。
7月30日に転換線が基準線を下回る、売りサインの「均衡表の逆転」が起こり、徐々に差が拡大しています。今日の大幅高でも転換線を下向きであり、ここでも目先は警戒かと思います。


   銘  柄

ビークリー3981 先週月曜取り上げましたが、再度。14日決算発表で材料出尽くしで急落か、サプライズで一段高か?賭けになりますが、同業他社の好調ぶりから期待します。

レーザーテック6920 米社の新規参入、TSMCが新たな技術開発で大きく売られたものの、それらの実現にはまだ1年以上は必要でしょう。順調にいっても2年だと思います。市場は早とちりしたと思います。