STOCK TRAINのブログ

追証の果てまでイッテQ

いつもすいません そのうち

2015年08月23日

その1、その2は比較的短期の予想です。次に中長期でみてみます。 ダウ輸送株指数は景気の先行指標といわれています。 そこで輸送株指数とダウをみてみます。

運輸1
輸送株指数が景気の先行指標ならダウにも先行するはずです。これも当社独自のものですが、ダウに輸送株指数を40日先行させると上のとおりでほぼ一致した動きになります。 底入れは近い、しかし中長期で見た場合、戻りは売りとなります。果たして今後も当たるかどうか。

なお、FRBは9月利上げ見送りという意見が急速に増えてきました。 しかし見送りは12月まで ‘利上げ懸念’が延長されただけで、マーケットの圧迫要因が延びただけともいえます。 延期は短期的にはプラス要因でも長期的にはプラスとはいえないと思います。

しかし、株価急落でGPIFの株式比率は低下しているはずです。新たな買い余力がでてきますので公的資金の買い支えは期待できそうです。逆に日経平均22000円以上は公的資金が売り要因になるでしょう。

今日は長々と3回に分けて述べましたが、ネット証券各社の追証状況を把握できるのはネット証券自身を除けば恐らく当社のみと思います。



その1ではVIXについて述べました。 ご存知のように VIX上昇=ダウ下落 です。では今後のVIX予想をしてみました。

VIX予想1
これませ大よその方向性の予想は可能でしたが17日から狂いました。 平常時は予想できても非常時には過去のデータは役に立ちません。 今回はパニック的な売りが出たのだと思います。売りが売りを呼ぶ相場です。プロの投資家に平常心が戻れば過去のデータは有効になります。 
F&G
Fear(恐怖)&Greed(欲張り)ですが、米株式市場は恐怖に満ちている数字です。過去最高水準の恐怖です。 相場は楽観で天井をつけ、恐怖で大底をつけるといわれています。

ところで、金曜日のネット証券各社の追証件数は今年最大でした。過去の経験則から予想すると、まず1回目の追証は現金入金します。しかし月曜も大幅安でしょうからまた追証が発生します。次は信用買いを決済し、それに見合う現物を売却します。 火曜も下落し追証がまた発生した時に投資家は諦めて信用建て玉をすべて決済し、損金分の現物も売ります。俗に言うセイリングクライマックスです。これで底入れとなるのが暴落時の毎度の行動です。

そういう意味で月曜の追証件数は注目になります。





まずは16日ブログにて 「NY変化日は18日になります」 と予想しました。そして18日から4日連続安となりました。しかし17日ブログにて 「目先2,3日調整も上昇基調」と予想しました。 しかし4日目も急落、5日目も急落でした。変化日は買いか売りかですが、今回は甘くみていました。猛省です。

多くの指標で過去の歴史的暴落に匹敵する数値が現れています。VIX,Fera&Greedなど。そしてリーマンショック、大震災など歴史的暴落時はこれまでのデータが通じなくなります。当社のNY予想グラフも通じないと思います。 一つづつ見ていきます。

銅1
ダウと銅銘柄ETFです。銅は産業の米といわれ景気の先行指標ともいわれますが、同じく先行指標の株式とほぼ一致した動きです。

VIX2
毎度のダウとVIX指数(上下反転)6ヶ月間ですが、これも見事に一致した動きです。 

次に過去10年をみてみます。

VIX10年
金曜のVIX指数は過去4年来の高値です。歴史的高水準といってもいいでしょう。 

VI101
ダウとVIX10年間です。 後はVIXが低下すれば買いになると思います。しかし中国経済崩壊で世界が混乱するとなるとVIXはまだ上昇余地があります。 仮に今週からVIXが低下となるとダウは反発しますが、リバウンドであって、本格反騰は2番底確認後かと思います。

 続く










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