STOCK TRAINのブログ

追証の果てまでイッテQ

いつもすいません そのうち

2018年05月

日経平均は3月26日以降、調整らしい調整もなく23000円回復。しかし、個人投資家の多くは「持っている銘柄は上がらない」と嘆いていると思います。 三菱UFJ証券のレポートによると2~3月に日本株を売りたたいたファンドが「売り方は顔面蒼白で買い戻している」そうです。実際先物の買戻し主導による上昇なのでその通りでしょう。
変化日
上は日経平均の変化日を予想したものです。方向性は予想していません。次の変化日は営業日数で9日後前後になりますが、そのあとまた変化日がやってきます。目先調整があっても8月までは上昇基調予想に変更なしです。


       銘柄

キーホルダー4712  複数の目先筋介入との噂。

日本トムソン6480  

ハーモニックドライブ6324



米長期金利3.1%乗せでも、ドル高・株安は起こっていません。野村レポートによると、CTAなどドレード追随プレーヤーによる米国債ショートの独走状態の可能性がるとのこと。また、G10通貨では、カナダドル、豪ドルなど資源国通貨が強い。つまり、原油価格上昇というより、中国国内鉄鋼価格の持ち直しなど中国経済、グローバル経済の再加速によるもと思われます、
ドル
ご覧の通りで、長期金利上昇の割にはドルが上昇していません。世界景気再拡大による可能性があり、米金利もショートが終われば上昇は止まるかもしれません。しかし、景気再拡大による金利上昇なら何ら問題はなく、むしろ自然です。

ところで、ラッセル2000が過去最高値となっていますが、これは貿易摩擦を懸念したドル高となるとグローバル企業は買いづらい、それで内需小型株のラッセル2000に資金シフトが起こったためと考えられます。
日経によると、S&P500採用銘柄は海外売上高比率が30%、対してラッセル2000は21%だそうです。

以下の変化日予想は約150日前から予想しているものです。
日経
変化日はほぼ予想できています。しかし、残念ながら変化日が買いなのか売りなのか、肝心なことが分かりません。
なお、日経平均は上昇しているものの、極線が続いており、強さは感じられません。また、個人投資家は新興市場特にバイオで評価損を抱えていると思います。個人が動けない中、日経平均のみ上昇が続くのかもしれません。


最近、メリルが行ったファンドマネージャー調査です。

·  好材料:キャッシュ比率は4.9%と高水準。債券への資金シフトを引き起こす米10年金利は3.6%

·  悪材料:株価がピークでないと考える回答者は約8割にも達し、景気に対する楽観ムードも依然強い

·  今月調査では「株は5月でも買え」ムードが優勢。ただ、SPX2850突破には利上げ観測後退が必要

·  日本株への配分は小幅に低下だがまだ弱気は観測されない。日本株はドル高の光と影に板ばさみ。

·  投資家は市場がサイクル終盤にあるとの認識を強めており、決算もこれを裏付け。

·  キャッシュ比率の高水準は短期的にポジティブ要因。次のラリーのけん引役に注目。

この中で重要な点は、米長期金利は3.6%が株式から債券へのシフトということです。昨日で3.09%ですあkらまだ余裕はあります。いつもは短期ですが、日経平均と米長期金利を超長期で見てみます。
日経
上は日経平均月足と米10年国債利回りです。2014年を除くとほぼ 米金利上昇=日経平均上昇 です。ラジオ日経、ストックボイスなどでは米金利上昇懸念を盛んに煽っていますが、間違いということです。理由は単純です。日米金利差拡大による円安、それを受けた株高。金利上昇は米経済拡大によるもので、日本経済にもプラス。前回も述べましたが、景気拡大による緩やかな金利上昇は株式にプラスと思います。その水準が3.6%と予想するファンドマネージャーが多いということです。
したがって、短期的な調整は別として、日経平均は8月中旬まで強いと考えます。


       銘柄

五洋建設1893  前期営業利益上振れも、今期業績予想が保守的とみられ急落しました。しかし、これは値下げ圧力をかわすためと思われます。いずれ増額修正となるはずです。

メディカルネット3645  昨日の夕刊フジ銘柄。同銘柄は取り上げてからのほうが上昇する場合が多いため、注目します。



昨日のNY、そして今日の日経平均下落は、米長期金利が2013年12月31日以来の3%乗せで終わったことが要因と解説されていますが、これは間違いだと思います。
2018-05-16
2013年12月の時は翌年から金利は低下しました。しかし今はFOMCの利上げが続く見通しで、今後も金利上昇が予想されます。この点が大きな違いです。緩やかな金利上昇は株価にはプラスと思います。
株式が上昇していたところへ、朝鮮問題、長期金利3%が出てきたため、とりあえず利食っておこうという動きで、上昇過程の中の調整と思います。

しかし、今後も金利が上昇するとなると新興市場は不利になると予想します。
2013
緑の縦ラインが2013年12月の金利3%乗せの時です。しかし、今回はまだ利回り上昇が続いており、2014年の再来はないと思います。しかし、新興市場は金利裁定で大型より不利だと考えます。

当社は昨日16時更新のブログにてNYダウ天井のチャートを載せました。しかし、調整は短期間で終わり、日本株も買われると見ています。そして日経平均は途中調整を交えながら8月14日頃まで上昇相場と予想しますが、そこが今年の天井でしょう。

     銘柄

メディカルネット3645  歯科医療の国内最大級のサイトを展開。東京商工リサーチが9日発表した2017年度(4~3月)の歯科医院倒産は20件で前年から倍増です。同社の歯科医院向け集客、経営支援システムは期待できると思います。

 

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