東京と並んで上昇していた上海もついに息切れ。金融機関の冷やし玉ともいわれていますが、世界主要市場で東京のみブル相場です。 歴史的相場の転機時は各種指標、ソフトが通用しません。 当社の予想がこれほど狂ったのもアベノミクス始まった年の12月以来です。
NYダウは規則正しくほぼ予想通りの展開です。 5月19日ブログにて 「NYは多分今日が天井、もし今日明日以降も強いようだと27日天井は決定的だと思います」 と述べました。そして計算通りの調整です。
しかし、日経平均は連動ぜず上昇し続けました。
日経平均とあるチャートを組み合わせたものです。5月中旬まではほぼ連動していましたが、それ以降は逆の動きとなっています。さらに
上は日経平均のトレンドを予想したものですが、5月中旬意向調整を予想したものの上昇しました。大引け間際の日銀ETF買いが功を奏したと思います。 一般的なバリュー機関投資家はTOPIXを上回る運用を目指します。したがってメガバンクが上がると追随して買うようになります。出遅れたファンドマネージャーはノルマのように主力銘柄を買い漁ったのではないでしょうか。
しかし個人投資家は何年も塩漬けになっていたみずほはじめやれやれで売っています。証券会社のMRF残高は12兆円もあります。この資金は高値を買うようには思えません。押し目を待つと思います。押し目待ちの押し目なしですが、もし押し目があれば個人の待機資金が買い支えるため深い押しはないでしょう。
銘柄
日立6501 6月29日高値期日。業績好調、出遅れ主力銘柄代表格。
シュッピン3179 チャートは良くないですが、立花証券推奨。
大阪チタニウム5726 理由は省略しますが、注目。