日本株指数は一般的には業種別を除くと、日経平均、トピックス、JQ、マザーズくらいまでしかチェックしないと思います。 しかし予想外に好調な指数がることをヴェリタスで知りました。
MSCI日本マイクロ株指数です。年初から倍に上昇しています。ヴェリタスによると、上場企業数は3600社超。うち時価総額300億円未満が約2400社で全体の65%。100億円未満でも1500社超だそうです。
同紙は「日本はマイクロ株天国」と評しています。
時価総額300億円未満約2400社のうち証券会社のアナリストが今期業績予想を出すのはわずか2割。そして半数以上の1300社がPBR1以下だそうです。
つまり、アナリストも放置する中小企業の中にこそ‘お宝’があるということかもしれません。
ヴェリタスでは大化けした小型株に3つの法則があると指摘しています。・ニッチ市場で高シェア ・技術革新の黒子 ・独自の事業モデルで成長 の3点です。
逆にマイナス金利で高配当利回り銘柄が定期的に注目されますが、結果は予想外に不振です。
高配当銘柄ETFは苦戦しています。金利裁定は働いていません。
銘柄
BEENOS3328 サイバーEの売り出し価格1578円を超えてきたことで俄然注目。
日本アジア投資8518 出資先のカリオンのIPO期待。
くらコーポ2695 岩井コスモがB+→A、6000→6500円目標。
トランスG2342 ノーベル賞関連三匹目のドジョウ候補。