リチウムイオン電池相場の様相ですが、EV普及あってのことです。各社EV特集レポートを出してきていますが、一部紹介します。

2017-09-07 (2)
上は大和証券のレポートより抜粋しました。この中で今日は三井ハイテック(6966)がストップ高しました。
日本は部材に強いといわれていますが、GSのレポートはそれを裏付けています。

2017-09-07 (1)
上はGSのレポートより抜粋した、「次世代電池関連の特許数」です。1位は以外にもトヨタで断トツの特許数です。次に住友電工、パナソニック、日産、出光と続きます。その他、フィリップス、ソニー、サムスン、LG化学など巨大企業の中にあって、6位にオハラ(5218)が入っていることは驚きです。 11位のナミックスは残念ながら新潟の非上場企業です。 一覧をみると巨大企業、公的機関を除けば時価総額400億円弱のオハラは特筆ものです。

現在、EV向けバッテリーで有力企業はパナソニック、サムスンSDI,LG化学の3社です。この3社に今後中国、台湾企業が加わるでしょうから、半導体や有機EL同様、日本の部材メーカーに恩恵ありそうです。

ところで、GSレポートによると、EV普及率が5%上昇すれば、原油需要は1.5%減少するそうです。EV普及率上昇は原油価格にも大きな影響を与えそうです。


       銘柄

オハラ5218  上記参照

メタップス6172  下ひげのない「陰の寄り切り坊主」は売りサインですが、5日に出現して急落、今日は2度目で、これは買い方が引けにかけて投げてきた動き。また前日の陽線を包んだ「下値の抱き線」とも見ることができます。まずは打診買い。