· 好材料:キャッシュ比率は4.9%と高水準。
· 悪材料:株価がピークでないと考える回答者は約8割にも達し、
· 今月調査では「株は5月でも買え」ムードが優勢。ただ、SPXの
· 日本株への配分は小幅に低下だがまだ弱気は観測されない。日本株はドル高の光と影に板ばさみ。
· 投資家は市場がサイクル終盤にあるとの認識を強めており、
· キャッシュ比率の高水準は短期的にポジティブ要因。
この中で重要な点は、米長期金利は3.6%が株式から債券へのシフトということです。昨日で3.09%ですあkらまだ余裕はあります。いつもは短期ですが、日経平均と米長期金利を超長期で見てみます。
上は日経平均月足と米10年国債利回りです。2014年を除くとほぼ 米金利上昇=日経平均上昇 です。ラジオ日経、ストックボイスなどでは米金利上昇懸念を盛んに煽っていますが、間違いということです。理由は単純です。日米金利差拡大による円安、それを受けた株高。金利上昇は米経済拡大によるもので、日本経済にもプラス。前回も述べましたが、景気拡大による緩やかな金利上昇は株式にプラスと思います。その水準が3.6%と予想するファンドマネージャーが多いということです。
したがって、短期的な調整は別として、日経平均は8月中旬まで強いと考えます。
銘柄
五洋建設1893 前期営業利益上振れも、今期業績予想が保守的とみられ急落しました。しかし、これは値下げ圧力をかわすためと思われます。いずれ増額修正となるはずです。
メディカルネット3645 昨日の夕刊フジ銘柄。同銘柄は取り上げてからのほうが上昇する場合が多いため、注目します。