専門家のボラティリティ解説は日経VI,VIXが大半です。また値動きの大きい銘柄を「ボラが高い」と解説します。しかし、個別銘柄のどこにボラティリティが表示されているのか疑問です。
日経平均の場合、ヒストリカルボラティリティと日経VIがあります。以前取り上げたことありますが、間違った解説が多いので再度取り上げます。

日経VI24%とは、現在の相場が1年続くと日経平均は±24%変動という意味です。
年間営業日数を245日とすると平方根は7√5
日経VI÷7√5=1日の変動率 7√5は分かりづらいので15.65で代替します。
過去1週間の日経VIで検証します。
6/20 日経VI 26.2%÷15.65=1.674 日経平均終値25771円
25771円×1.674%=431円 翌日日経平均475円高
6/21 日経VI 24%÷15.65=1.533 日経平均終値26246円
26246円×1.533%=402円 翌日日経平均96円安ですが、高安差は313円
6/22 日経VI24.21%÷15.65=1.547 日経平均終値26149円
26149円×1.547%=404円 翌日日経平均21円高 高安差は362円
このように翌日の上下幅の目安は予想できます。それ以上の場合はオーバーシュートで後日修正の動きが出てきます。なお、VIはリアルタイムの数字で計算したほうが良いでしょう。
ヒストリカルも同様ですが、平方根が変わります。予想法のネタバレになるので、省略しますが、HVとVIをミックスさせることで、日経平均の買い・売りのタイミングを予想することが可能と考えています。S&P500も同様ですが、米国は指標が充実しており、精度は高くなります。
マスコミがよくVIXが低下して安定という解説します。その通りですが、ボラが低下したということは将来の上昇、そして将来の下落リスクが高まったと解釈すべきだと思います。
日経平均の場合、ヒストリカルボラティリティと日経VIがあります。以前取り上げたことありますが、間違った解説が多いので再度取り上げます。

日経VI24%とは、現在の相場が1年続くと日経平均は±24%変動という意味です。
年間営業日数を245日とすると平方根は7√5
日経VI÷7√5=1日の変動率 7√5は分かりづらいので15.65で代替します。
過去1週間の日経VIで検証します。
6/20 日経VI 26.2%÷15.65=1.674 日経平均終値25771円
25771円×1.674%=431円 翌日日経平均475円高
6/21 日経VI 24%÷15.65=1.533 日経平均終値26246円
26246円×1.533%=402円 翌日日経平均96円安ですが、高安差は313円
6/22 日経VI24.21%÷15.65=1.547 日経平均終値26149円
26149円×1.547%=404円 翌日日経平均21円高 高安差は362円
このように翌日の上下幅の目安は予想できます。それ以上の場合はオーバーシュートで後日修正の動きが出てきます。なお、VIはリアルタイムの数字で計算したほうが良いでしょう。
ヒストリカルも同様ですが、平方根が変わります。予想法のネタバレになるので、省略しますが、HVとVIをミックスさせることで、日経平均の買い・売りのタイミングを予想することが可能と考えています。S&P500も同様ですが、米国は指標が充実しており、精度は高くなります。
マスコミがよくVIXが低下して安定という解説します。その通りですが、ボラが低下したということは将来の上昇、そして将来の下落リスクが高まったと解釈すべきだと思います。