欧州市場の時価総額1位はヴィトンですが、仏の代表指数CAC40の時価総額1位ヴィトン、3位エルメスです。そしてイタリア市場ではフェラーリ株の強さが目立ちます。

IMG_1974IMG_1975
IMG_1976
上左:ルイ・ヴィトン、上右:エルメス、下:フェラーリ

これは中国経済を映す鏡です。一方米経済は景気後退懸念があるものの、S&P500の1Q決算は現時点では予想より良く、EPS低下は限られそうです。

なお、来週は5月4日にFOMC結果、アップル決算(引け後)があり、GW中の先物は大きく動くかもしれません。
また、JPMによると、今年のS&P500の上昇率の半分がチャットGPTなど生成AI関連が寄与したとのこと。しかし、これは材料株が寄与したともいえるので、長続きはしないと思います。

ところで、大手ネット証券では信用取引で買い場合、社内規制が多いです。関与率の他に、社内独自の判断によるものですが、これを回避するには、複数の証券会社に口座を開く必要があります。
ネット証券でも中小だと規制は少ないです。大手証券系だともっと少ないです。
2023-04-28
上はアルゼンチンメルバル指数月足です。世界最強の強さです。高インフレ、破産の国の株価が世界最強です。国民は国より企業を、国債より株式を信用しているからです。
これは極端な例ですが、ある零度のインフレがないと株式は上昇しません。また、インフレヘッジとしての株式、不動産という面もあり、植田日銀には一段の金融緩和を期待しています。