逆イールド(ここでは米2年国債利回りー10年国債利回り)は縮小してきていますが、解消には至っていません。なお、逆イールドが解消すると株式が上昇するかというと違います。バロンズによると、過去44年間で逆イールドが3カ月間続いた後に逆が解消された8回のうち3回は株式は下落、そのうち2回は解消後12カ月以内に10%超の下落とのことです。
また、景気後退は逆イールドが最大となってから9か月後に起きるが通常です。最大は6月23日、7月18日で1%ちょっとでした。7月から9ヵ月は4月です。
NY
S&P500と逆イールドは11月中頃までは連動した動きでした。逆イールド縮小=株式上昇 でしたが、その後は逆に動いています。
逆イールドを少し移動します。
NY2
上下反転します。
NY3
強引ですが同じ動きになりました。連動しなくなった要因は、金利低下、将来の景気後退を織り込んでいるのかと推測します。まずは来週は警戒に思います。


    銘   柄

イズミ8273 1月9日の決算を受け下落。熊本県菊陽町にYumeタウン光の森。TSMC工場とは少し距離ありますが、モールはJR直結で今後来場者の急増が期待できます。関西から東の方にはピンとこないと思いますが、西日本では郊外型ショッピングモールはイオンよりYUmeタウンが優勢です。