日本は1月に2008年以来の水準まで利上げしたことで、ファンドなどは米ハイテク株購入資金を安価に調達することが困難になりました。
マグニフィセント7は2024年平均で60%上昇。S&P500は23%上昇しましたが、その50%以上に寄与。逆に25年はS&P500の下落率9%のうち90%以上に寄与。昨年も今年もマグニフィセント7次第です。この動きが日本の金融政策次第という面を検証します。
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上はS&P500と日米金利差(10年国債利回り差)です。ご覧の通りで、ほぼ金利差と連動した動きです。現在の指数と金利差はいずれも昨年9月と同じ水準です。日本の利下げはないので、米株が上昇するには市場の見方とは逆に米金利上昇が必要かもしれません。次に日米金利差を右へ移動します。
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同じような動きです。つまり米株の先行指標ともいえます。直近の上下幅を合わせます。
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ほぼ同じ動きです。これだと目先のリバウンドは売りかもしれません。