STOCK TRAINのブログ

追証の果てまでイッテQ

いつもすいません そのうち

2015年02月

ゴールドマン・サックス証券は26日、TOPIXの1年後の目標水準を上方修正しました。 多くの海外投資家を顧客に抱える同証券による見通し引き上げが、海外勢が日本株に対する興味を増しているとの連想につながった面もあると日経は解説しています。
また、単純計算ではGPIF8兆円、KKR1.2兆円、地共連1.7兆円、私学共済0.6兆円。国内株式には約11兆円超の大きな買い余力が発生します。

今回は日本市場のみならず世界的な株高ですので理屈では割高でも付いて行くしかないかもしれません。特にこれだけ日経平均なり、ジャスダックなり指数が強いと指数をベンチマークとするパッシブ運用に資金が集まるでしょう。 ファンドマネージャーは指数を上回らないと評価されないため、益々指数に連動する投資を強めるはずです。

GSは5つの強気理由を挙げています。
1、他市場と比べて高い利益成長と割安なバリュエーション 
2、円安はもはや株高の前提条件ではない 
3、実質所得が増加に転じる 
4、加速するコーポレートガバナンス改革 
5、国内投資家の日本株拡大、外人は依然アンダーウェートリスク

世界中株高となっています。下がる理由が見当たりません。しかしいつの時代も強気でファンダメンタルズを無視したときに天井をつけます。 3月3日~5日が要警戒に変わりませんが、日経平均の変化日は3月4日と計算違いで一日訂正します。

   銘柄

コード番号6千番台 1100円台

戸田工業4100 個人的には余り気乗りしない銘柄と断っておきますが、関西方面の筋再度介入の噂



昨日、都内でCLSA証券主催のフォーラムで安倍首相は最後に 「エンジン全開の今年の日本を皆さん、買わない手はないと思いませんか。投資家の皆様におかれましては、この機会に、生まれ変わりつつある日本経済を肌で感じていただき、有力な投資先として御検討ください」 と言って締めています。

同感です。これほどまでに金融市場を重視した首相がいたでしょうか。 しかし、物事には順番があります。過去、首相が「BUYBUYアベノミクス」と発言した後はちょっとした調整になっています。そしてその調整時が絶好の買い場提供ともなっています。 ここはひと呼吸置いて押し目を待つべきかと思います。

確かに、世界中は史上最高値で沸いています。中国創業板(中国版ナスダック)、ドイツ、NY,ラッセル2000、SP500など。ロンドンは15年ぶりの史上最高値です。 日本株が出遅れであることは間違いないでしょう。しかし首相がせっかく押し目買いの場面を提供してくれるのです。
資料2
上は青がダウ、赤がVIX上下反転の毎度のチャートです。昨日VIXは13.69%に低下しています。当社ではこの6ヶ月間を検証した結果、12%まで低下する可能性はありますが、12%を下回ればダウは一転厳重警戒と考えます。
資料4
これも毎度のダウと米10年国債です。利回りがまた低下し始めたことが気になります。

以上2つのチャートを加工したものは会員限定となります。

    銘柄

アインファーマ9627 出来高伴い上場来高値更新。更なる上値期待。

DDS3782 週足で窓明け上放れ陽線、買い。

滝沢鉄鋼6121 昨日に続き取り上げます。

クボタ6326 GSは買い、2200円目標。停滞している国内事業動向を踏まえ予想は微減とのこと。








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 円安でも工場の国内回帰が起こらない理由が税制になることが分かった。シンガポールなどアジア諸国の法人税は20%以下。単純に円安だからといって国内に戻らない理由はここにあったようだ。 しかし財務相の圧力なのか全く報道されない。

 さて、今日の上昇は公的資金との噂もあるが、世界的に株価が上昇しているのだから余り関係ないだろう。今はNYよりドイツのほうが連動性高いかもしれない。 しかし、このまま3月3日まで上昇するようだとひな祭りは危険日になる可能性が高まってきた。明日から3月2日まで調整すれば問題ないのだが。3月は
二日新甫でもあり、警戒したい。
週足
上は日経平均週足とタイミングという指標だ。下の星は買い。2番底が買いになる。売りは指数が1000を超えて右肩下がりになった時。先週で1148ポイント。12月19日には1551ポイントまで上昇していた。今は見ての通りで上昇しているが下がり始めたときが危ない。この指標は1ヶ月~2ヶ月の少し長期になるため目先には当てはならない。

ところで、日経平均と比較しトピックスが出遅れているとの指摘が多いが、この意見には賛同しない。2000年にはソフトバンクもファーストリテイリングも225銘柄ではなかった。その後採用され影響大となったため225が優勢となっただけだと考える。

   銘柄

滝沢鉄鋼6121 来月中旬高値期日も整理は進んでおり期待できそう。

ゼンショー7550 人手不足による収益足かせは解消へ。回転寿司の「はま寿司」の利益拡大へ。


日経平均は3月3日まで大きな動きはなさそうだ。今日は小さな変化日のため目先値動きは小さいと思う。 相場が安定してきたとき、例えば日経平均、トピックス、JPX400という代表的な指数が安定しているときは、パッシブ運用が主流になる。パッシブ運用とはベンチマーク指数から乖離しない運用手法である。 そして目ザーズの低迷に見られるように成長株の動きが鈍ると、アクティブ運用は縮小される。 アクティブ運用はリターン追求型のため、銘柄数を絞り、特定の銘柄に集中投資する場合が多い。
しかし、5年、10年以上の長期で比べた場合、アクティブ運用は市場平均を上回れないといわれている。

以上が小型株低迷の一因でもあるため、日経平均やJPXは今後も堅調かもしれない。しかし何事にも一本調子に永遠に上げ続けることはない。今週も堅調なら3月3日ごろが重要日になるだろう。

また、今の相場がテキストリームの当り屋より大手証券のレポート銘柄のほうが当たってるのに気付いた方もいるだろう。 野村、大和、日興、ほか大手外資のレーティング、レポートは要チェックだと思う。

    銘柄

テンプHD2181 人材派遣業は大手に集約されつつある。派遣法が改正されれば更に大手の寡占化が進行するだろう。

アコム8572  売り。貸金業法で貸出金利の上限が決まっている。足元での金利上昇はマイナス要因。

豆蔵3756 今後も積極的な企業買収により高成長が見込まれる。また、車載システム事業への共同参画が成功すれば成長に弾みがつくだろう。

 前回は変化日はほぼ当てたが、7:3の確立で調整と予想し外した。 上下に動き始める起点が変化日なので上放れしても不思議ではない。
 さて、次の変化日は2月23日。しかしこの変化日は小さいため無視してもいいかもしれない。その次は3月3日である。これは上下それなりに値幅が伴う起点になると予想している。 NYダウは25日が変化日になる。 変化日は前後1日も含まれるため24日(火)が日米同時変化日となるかもしれない。そしてNYのメジャー変化日は3月5日。東京は3月3日であるため、3月2日~3月6日頃は注目かと思う。

 一般的には変化日を高値で迎えれば天井だが、3割の確立で上昇加速となる。先週の日経平均がそうだった。 再び先進国市場は株高になっているが、このままいけば3月初めが7割の確立で天井となる。 しかし、仮に天井となった場合、低迷しているマザーズ市場などが買われるかもしれない。 マザーズ指数の高値期日は2月26日であるため、3月からはシコリは少なくなるはずだ。
日経平均
上が日経平均日足、下が債券先物チャートだ。赤星を境に国債売り・株式買い となったが、先週は国債買い・株式買い とまた流れが変わった。 しかしこれは日銀が金利上昇を力ずくで抑えたためだろう。 米国国債は順調に金利上昇=株式上昇 となっており、日本特有の動きで問題ないかと思う。

ところで、ギリシャ問題は4ヶ月延長となったが、混乱がポジティブに働いた業種もある。ギリシャ問題の混迷でEU内の自動車販売が落ち込むとの思惑からプラチナ価格が5年7ヶ月ぶりの安値となった。プラチナ消費の4割はディーゼル車の排ガス触媒向けであり、ディーゼルが普及している欧州自動車業界にとってはプラスだろう。また、先進国の金利上昇は株に資金が流れたため多くの市場は昨年来高値を更新した。 





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