STOCK TRAINのブログ

追証の果てまでイッテQ

いつもすいません そのうち

2015年08月


急落・急騰後の下落で通常の動きと思います。 当社NYダウ予想は先週金曜横ばい、今日も横ばいとしましたが、先週はほぼ予想通りの動き。それだけ市場が落ち着いてきたということだと思います。 日経平均大幅安といっても東証一部の騰落数は値上がりのほうが多く、新興市場はプラスでした。 実質横ばいといったところでしょう。 昨日の予想から変更なし。

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当社では株式市場特にモメンタム系をみる上で米30年、10年国債の利回り差に注目しています。過去も取り上げましたが、経済・金融政策が正常な状態ならある程度の金利となり一定の利回り差はるものです。 しかし利回り差が縮小した時は先行き懸念あるいはゼロ金利解除が遠のいたとみることができます。

現在の相場では利回り差0.7%を目安にしています。先週末で0.723%と一時の0.66%から拡大しています。 こういう時期は小型株が有利になると考えます。
上のチャートで青が赤より上に大きくあるときは日本で言えば特にマザーズ、JQが日経平均より有利になる傾向にあります。 
急騰・急落後ですから目先の上げ下げは仕方ありませんが、債券市場は正常化に回復してきています。


      銘柄

だいこう証券8692  丸和運輸(9090)、電算システム(3630)が暴落をものともせず上場来高値。この3銘柄に共通するのはSBIアナリスト福の神こと藤本氏推奨です。

日本コンクリート5269  昨日も取り上げましたが、リニア関連出遅れ。

キーコーヒー2594  米発の高級カフェ「ブルーボトル」が清澄白川に上陸後、高級豆を使ったカフェがブームとなっています。同社のインドネシア産トワルコトラジャはブルーボトルが使用したことで、高級コーヒー豆として脚光を浴びています。

トレイダーズ8704 ちょっと筋が入っているようにも感じますが、目先1,2日勝負のバクチ株。





今回の暴落を食い止めた(いまのところ)要因はいくつか挙げられるでしょうが、マスコミや金融機関は株式配当利回りについてどこもふれていなので当社が取り上げます。

日経週足

日経平均と日経平均配当利回りの週足です。ご覧のとおり、緑の横帯のラインまで利回りが上昇すると日経平均は買いになっています。 今回の歴史的暴落でさえ正常に作動しています。 1989年と違い、バブル崩壊後の25年を経過し、日本の株式市場も国際的な基準で動くようになったともいえます。

今後の相場は、9月1日の中国PMIが懸念材料ですが、こちらは政府の統計ですので数字の操作があるかもしれませんので悲観する必要はないと思います。  また、ヴェリタスによると、中国の米国債売却による金利上昇が懸念されるとのこと。 しかし、現実には ダウ上昇=国債利回り上昇 の図式です。 中国の人民元切り下げによるドルや円の上昇、そして先進国の国債利回り低下を今度は中国の米国債売却が穴埋めしてくれたとも取れます。 しかし、FRBが利上げしなくても利上げ効果があるようなら問題もありますが、経済回復による利上げは問題ないと思います。

   銘柄

タケエイ2151  先週末はリニア関連が上昇しましたが、産業廃棄物処理で同社も恩恵大。

日本コンクリート5269  トンネル向けコンクリに強み。リニア関連。


原油
断っておきますが商品取引はド素人です。チャートのみで解説します。

原油日足
WTI日足です。下の棒はMACDヒストリカルです。株式ではマイナスからプラスになる日が買いといわれています。 商品に当てはまるかは知りませんが、長いマイナス期間から先週ようやくプラスに転じました。 低迷が長かったためリバウンドは期待できるようじ思います。

原油週足
WTI週足です。先週は酒田五法でいう「抱き線」です。酒田五法は「下部の抱き線は底の表示と知れ」とあります。 別名酒田誤法ともいわれ現代の相場に相容れない時も多いのですが、この位置でしたら問題ないかと思います。

その3につづく(午後の予定)

まずは、過去のブログを振り返ります。

19日(水)
「6月23日の天井から42日は来週月曜になります。戻りはそこまでとも取れますが、・・・・まだ12日あります」
と一目の基本数値を軽くみたのは反省です。 またVIX指数の上昇が始まったばかりなのにこれも軽視しました。

23日(日)
「 金曜日のネット証券各社の追証件数は今年最大でした。過去の経験則から予想すると、まず1回目の追証は現金入金します。しかし月曜も大幅安でしょうからまた追証が発生します。次は信用買いを決済し、それに見合う現物を売却します。 火曜も下落し追証がまた発生した時に投資家は諦めて信用建て玉をすべて決済し、損金分の現物も売ります。俗に言うセイリングクライマックスです。これで底入れとなるのが暴落時の毎度の行動です。」

過去の暴落時の経験則が生きました。

さて、 今後です。 細かいことはヴェリタスなり日経、ロイターをご覧下さい。当社独自のグラフで解説します。

10年1
ダウと米10年国債利回り6ヶ月間を重ねたものです。特に直近4ヶ月は 利回り上昇=ダウ上昇が鮮明です。 新聞等は 中国の国債売却で米金利上昇懸念と解説しています。 しかし今の相場では金利上昇(利回り上昇)が株価にはマイナスではなくむしろプラスです。

10年2
先日は修正版をUPしましたが、修正前のダウ方向予想です。緑の部分は予想と逆の動きとなった日です。 後解釈になりますが、暴落と前兆だったのかもしれません。

10年3
ダウ方向予想の修正版です。 このグラフに基づいて25日買い、27日には水木上昇、金横ばい、月も横ばい、水から上昇(7日間程度)と予想しました。結果は28日(金)までそのとおりの動きでした。 上の予想グラフから今週前半の安いところ(1ドル安なのか500ドル安なのかはわかりません)は買いになると思います。 日経平均も連動するでしょうから同様でしょう。

続く

NYダウは今のところ25日底、26日急反発となっています。 当社は25日ブログ(25日夕方)の冒頭で 「買いだと思います」と述べました。そして即翌日急反発しました。 25日のNY予想グラス(チャートではない)は以下でした。ダウ10年2

そして上のグラフは2日経過し以下のようになっています。

10年1

ダウ予想グラフと現実には数日のズレが生じています。 ズレを修正すると今後の動きは

 水(終了)木 上昇   金月 横ばい  水~上昇(営業日数で7日前後)と予想します。

しかし病み上がり相場ですので強きなれないのは仕方ありません。また東京市場は25日の暴落で歴史的追証件数となりましたが、今日までに追加担保入金できなかった投資家は明日強制決済になる証券会社が多いようです。

なおVIX指数を5年でみると

VIX5年
大震災後の世界的サプライチェーン混乱による急騰(株価は下落)以来の高水準です。今後の米中の政治日程、金融当局の日程をみればまた大混乱が起こる可能性は低いのではないでしょうか。

ところで一目均衡表では雲の中での揉み合いがほとんどない場合の上昇、あるいは下落は本当の上昇下落ではなく一時的なもので、揉み合いなしの上昇はいずれ下落、下落の場合は上昇します。 日経平均は8月20日と21日の間に雲の中がなく大きな窓明けです。これはリバウンドが期待できるという意味です。 リブウンドがどこまでかはまた後日計算します。


     銘柄

トレイダーズ8704  本来こういうボロ株は興味ありませんので自分だったら買いません。しかし傘下の指紋認証を手掛けるリキッド社に注目。火曜までの割り切り。

VOYAGE3688  下値での陽の陰のはらみ。中長期で買い。

ストックトレインバナー(小)    バランス投資顧問1    ダイヤモンドクロス(小)










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