STOCK TRAINのブログ

追証の果てまでイッテQ

いつもすいません そのうち

2015年11月


イーキャピ横大



チャートをみると日経平均は2万円が壁になっています。 しかし世界市場で見た場合、時価総額8%が壁になっています。

時価総額
ご覧の通りで世界の時価総額の8%になると調整しています。中国はじめ新興国企業の台頭で8%を大きく超えるのは難しくなっています。サムスンが業績悪化といっても時価総額はトヨタとほぼ同じです。また香港の大手不動産は時価総額で三菱地所を上回っています。
しかしこの10年間、12月が突出して年間の高値月となっています。 12月3日はECBが両手金融緩和を発表するでしょうから2万円は突破できると思います。今は感謝祭もあり休憩相場でしょう。 12月3日までの調整はむしろ歓迎です。

       銘柄

大倉工業4221 同社の位相差フィルムは液晶向けですが、今後有機ELテレビの反射防止にも幅広く採用されると予想されています。隠れ有機EL関連。

東海染工1835  じわじわ上昇中ですが、最後の締めを期待しています。

戸田工業4100  5月の急落で仕掛けた筋は評価損抱えたままと推測されます。年末が近付いて玉ほぐしの動きが噂されています。

その他、リニカル(2183)、ペプチドリーム(4587、今日の日刊ゲンダイ)も注視します。

過去20年間、2万円が壁となっており、ヴェリタスでも特集を組んでいます。

日経月足

ご覧の通りで2万円前後で何度も跳ね返されています。そして12月はFOMC利上げ懸念。しかし利上げであってFRBの資産縮小には何も言及していないため影響は少ないと思います。
今の2万円攻防は公的資金売り・ヘッジファンド買い の攻防のようですが、長期投資家は20年のもみ合い突破を確認してから買い出動でも良いかと思います。

しかしそんな悠長な読者はいらっしゃらないでしょうから、いつもどおり目先予想です。ここのところ日数のズレが大きく参考になりませんが、2通り予想しました。

30日

上はいつものダウ方向予想です。最近は予想が外れています。修正したのが下です。
60日
修正後というより無理矢理こじつけた感じですが、目先はジグザグながらも上昇基調予想となりました。

日経VI指数がかなり低下してきました。

VI指数
しかし低下したといっても低下余地は4%程度あります。また長期でみるHVでは4%以上低下余地があり、まだ懸念する水準ではないかと思います。

日経平均は目先ジグザグながらも上昇基調が約3週間続くと予想します。


     銘柄

東鉄工業1835  引き続き注目

ノーリツ5943 引き続き注目も長期目線

オプティム3694  1ヶ月ちょっと前に取り上げてから横ばいですが、そろそろ動きそうなチャート。

イーキャピ横大








今週から週末は相場に関するざっくばらんな話にします。

マン
英マングループの1年間のチャートです。マンは英を代表するヘッジファンドでFT100採用銘柄です。ヘッジファンといっても設立は1783年と古いです。 それはさておき世界的ファンドの同社株は低迷しています。マンが低迷しているなら他のファンドも低迷だろうと推測できます。

シラー
有名なシラーP/Eです。といっても20年単位で株式投資を行う方以外にはほとんど意味のない指標かもしれません。

ザラユニクロ
世界最大のアパレルはスペインのインディテックス(ZARAなど)です。ファーストリテとチャートを重ねてみました。同じような動きですが、インディテックスがいち早く回復したのに対しファーストリテは戻りが小さいです。これはユニクロが日本、アジアの一部に偏っているからだと思います。

ところで来年は九州地銀再編第2弾が起こるかもしれません。週刊ダイヤモンドが特集を組んでますが、福岡FG,肥後・鹿児島、福岡シティ、残った銀行がどう動くのか。また四国に地銀4行(旧相互銀行除く)は多過ぎる。こちらも再編があるのではと勝手に想像しています。



毎週金曜日は過去銘柄のその後と反省となります。

2ヵ月後 9月最終~10月第1週銘柄のその後(悪く書いた銘柄は乗せていません)

        翌日寄値   高値    安値   今日の引け   結果
森永成果    546             668           554             653     合格
イード     1621           1691         1155           1197     
失敗
キリン     1588           1825         1525           1775         合格
第一中央汽船  空売りとして倒産しました
アトラ      974             1563         942             1403      合格
エンバイオ  857              935           719              800           失敗
ピジョン    2819           3540        2819            3445           合格
エンバイオ   844              935          719              800          合格

上昇率が1割以下は失敗です。この間日経平均は大幅高していますので、不満のある結果でした。素直に主力銘柄、好業績銘柄いくべきでした。

1ヵ月後 10月最終週銘柄

         翌日寄値   高値    安値   今日の引け   結果
I B J        1304          1730        1210          1471           合格
ヤクルト     6500          7110        6070          6110           合格
KFC       2961          3135        2316          2316           
失敗
ピクセル        395            399         340             365            失敗
A44Dワークス      54              56           44               54            失敗 ただしLC覚悟と記載

ジオネクスト    122             150         108             117           合格 ただし上場廃止リスクと記載
APカンパニー    1545         1404        1700          1675            合格 滑り込みセーフ
ヤマノ          117           123          107             116           失敗

以上1,2日月後からお分かりでしょうが低位ボロ株や仕手株、業績悪の材料株はパフォーマンスが悪いです。基本は業績です。当社はかつて仕手株専門店みたいでした。しかし今は取り上げてもスルーといっています。もうそういう時代ではありません。低位ボロ仕手株は1,2日で割り切る銘柄です。そしてボロ株投資家に株上手はいないという現実もあります。 特にボロ株、仕手株好きの中高年は昭和ノスタルジックに浸り現在に至っておりほどんど参考になりません。

当社は地味ですがレポート銘柄や新聞報道などの材料、チャートを見て判断する方向に切り替えています。
加藤銘柄、西田銘柄に注力したのは過去のことです。




   

日銀の量的金融緩和3弾が遠のいたといわれていますが、一部ではじっしすべきだとの意見も多いですね。ではこれまではどうだったでしょうか。

マネタリー1

日経平均月足とマネタリーベースの前年同月比伸び率です。赤の縦ラインは量的・金融緩和決定月です。決定後日経平均の上げは加速しています。またマネタリーベース伸び率が伸びると日経平均も上昇していました。この1年伸び率が鈍化したといっても10月は+32.5%で大幅な伸び率です。株価が強いのも当然かもしれません。では第3弾がしばらくないとしていつまで効果が続くのか?

マネタリーベース2

月足ですので結構なタイムラグがありますが、最初のチャートより日経平均とほぼ同じ動きになりました。ピークはまだ数ヶ月先です。ずらしたマネタリーベースチャートがピーク時に日銀は第3弾を実施するように思います。もちろん、経済状況、物価、海外要因などが優先されますので、あくまで大きな変動要因がないという条件ですが。


       銘柄

クックパッド2193 パリテロ事件時、引きこもりで料理サイトということで取り上げました。目先押し目ありそですが、週足はMACDゴールデンクロス直前です。突っ込み買い。

東鉄工業1835 長期で注目します。

ノーリツ5943 今期業績は特損計上のため減益ですが、来期はなくなるため大幅増益期待できます。やはり長期です。



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