STOCK TRAINのブログ

追証の果てまでイッテQ

いつもすいません そのうち

2017年01月

JPMのレポートを参考にドル相場をかんがてみました考えてみました。

米国がメキシコあるいは中国からの輸入に高関税をかけたとします。 名目為替レートは、国境税をプラスした輸入価格を反映しなければらならないため、ドル高になるのではないかと考えます。


(消費+投資+輸出)ー輸入=総所得  貯蓄は所得ー消費です。

所得ー投資=輸出ー輸入 となります。これを言い換えれば 資本収支=経常収支 ともいえます。

つまり20%の輸入税をかけることは 税率÷(1-税率)=1.25 となります。

したがってドルはメキシコペソや元に対して25%上昇しなければなりません。この影響は円やユーロにも及ぶでしょうから、長期的にみて金利差以外以外にも税率差がドル高要員になると考えます。
もちろんこの考えは政府支出や政治などを除外しての机上の空論です。しかし高関税はドル高を誘発するということです。

トランプの言動で世界の市場は一喜一憂していますが、米国は自分の首を絞める高関税は実際にはやらなず、2国間協定で解決すると思います。日本が責められるのは農業と防衛でしょうから、この分野の小型株は長期的にみて有望かと思います(防衛は昨年末から言ってますが)

     銘柄

アンジェスMG4563  チャートは下値横這いが続いているように見えますが、いつイナゴタワーが出現してもおかしくない動きと思います。(以下のチャート参照)
2017-01-31 (3)





小型株、大型株と一言でいっても範囲は広く時価総額、資本金などの定義はありません。マザーズ指数、ジャスダック指数といっても銘柄の時価総額は大きく開いています。
そこで分かり易く、MSCI日本マイクロ株指数を見てみます。同指数は時価総額167億以下・時価総額下位2%の銘柄を対象とします。
2017-01-30
現在、過去最高値圏で推移しています。 約2倍に上昇しましたが、日経平均も約2倍に上昇したので同じ水準です。ただマイクロ株指数のほうが遅れての上昇です。 今後も上昇するかは米金利次第と思います。米長期金利が3%突破したときは売りだと思います。そして4%、5%になれば小型株から大型株へ資金は移動するはずです。しかしそこまで金利が上昇するリクスはほとんどないと思います。

ところで日銀のETF買いは年間約6兆円ですので月5000億円程度。しかし今年になって1回の買入額は昨年の742億円から703億円に減らしています。それでも巨額です。また自社株買いは市場外や信託経由の場合もあり、東証発表の投資家別売買動向は正確ではありません。面倒ですが企業発表が正解です。


     銘柄

アンジェスMG4563  横這い相場が続いていますが、近々に瞬間高しそうなチャートに感じます。

フリークアウト6094  昨日も取り上げましたが、タクシー大手日本交通のタクシーの助手席後ろに設置したディスプレー広告は乗る人によって流れる内容が変わるものがあります。顔認証システムで乗客の性別や年齢を瞬時に判断し、興味ありそうなコンテンツに切り替わる仕組みです。この新サービスは日本交通とフリークアウトが組んだものでフリークアウト社のRTB技術が決め手です。


トランプ政権の対外政策が徐々にではありますが明らかになってきました。同盟国の国防費はGDP比2%。日本は倍に増やさなければなりません。高度な武器は米国から調達となりますが、部品を供給している企業は買われるかもしれません。
また、米株式の最大の買い手が自社株買いだったことから、東京市場でも自社株買い銘柄は注目されるでしょう。時価総額に比べてキャッス比率の高い銘柄になります。以下は今週のヴェリタスより抜粋です。

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自社株買い発表有力候補となります。

ところで、ヴェリタスはフィンテックの次はX-Techと述べています。初めて聞く言葉ですが、クロステックあるいはエックステックと読むそうです。広告、不動産、マーケティングなど金融限定のフィンテックと違い、様々な業界に浸透しはじめているようです。

ところで、目先のダウの方向性を予想しました。米金利が上昇するというのが大前提での予想です。

ダウ
このようになりましたが、果たしてどうでしょうか。1週間ごとに検証します。


    銘柄

フリークアウト6094

ジャステック9717

JMC5704

バロック3548

VIX指数がまさかの10.63%に低下しました。ここまで低下するとは全く予想できませんした。
2017-01-27 (3)
過去10年間をみても最低値です。米国株が上昇するにはVIXがさらに低下するか横ばいが条件です。

ダウ
上はダウとVIX上下反転の6か月間です。米国株の行方はVIXが低位安定することが必要になってきました。
この組み合わせチャートを少し加工します。
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トランプ大統領の言動を別にすれば実行力は評価せざるを得ないのかもしれません。これほど素早く実行に移した大統領はいたでしょうか。先行きのことは分かりませんが、今はそういう相場です。

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上は三菱UFJ証券レポートより抜粋したものですが、特に通称と軍備に注目します。
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日本の軍事防衛)費のGDP比率は同盟国の中でも最低です。 トランプは日本車を攻撃しています。しかし米国車が日本市場に合わないのですから無理難題です。しかし米国製武器は競争力があります。対GDp比を豪州並に増やせといってくるかもしれません。昨日のダウはボーイングが検針しました。史上最高値です。今日の東京市場では東京計器(7721)が昨年来高値です。通称との絡みで防衛関連は注目かと思います。

また、メキシコ国境に壁を造ることで、世界大手のセメント株が上昇しています。太平洋セメントも同様です。そうなるとここのところ相場から取り残されているゼネコンも再度注目されるかもしれません。

       銘柄

大都魚類8044  短期筋新たに介入とのうわさ

エムケー精工5906  引き続き注目します

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