STOCK TRAINのブログ

追証の果てまでイッテQ

いつもすいません そのうち

2017年11月

今日朝のラジオ日経でY氏が三菱UFJを取り上げていました。これまでと全く違う規模、業種でオヤッとした方も多かったでしょう。 当社も意図するところが分かりませんでした。
しかし、日銀の運営の変化を見れば納得します。この点に気づいていたとはさすがです。以下野村證券のレポートを参照にしました。

日銀は買い入れオペ額の減額に積極化した。減額時の金利水準やカーブが以前より高い、既にイールドカーブを高める方向に変化しつつあったが、実際のオペ運営でも変化が示された。
短い年限でも変化が生じていることは、年金、保険だけでなく、銀行への配慮が背景にあることを示唆する。銀行のポートフォリオは5年以下の国債だったが、OOE開始以降、地方債、社債、外債のより長い限月へとシフトしてきた。日銀会合「主な意見」では、「金融機関の保有有価証券ポートフォリオの中身について一層注視する必要がある」との見解が示され始めている。

2017-11-30 (3)
上は日銀が今日発表した「当面の長期国債等の買い入れの運営について」から抜粋したものです。赤の箇所が10月末の発表から減額になっています。

当社は金融政策については素人ですが、素人なりに銀行セクターにはプラスに働くと感じました。もちろん株式全体にもプラスと思いますが、新興市場にはプラスとはいえません。


        銘柄

タカノ7885  売り上げ構成比は住生活関連44%、検査計測機器34%などです。オフィス椅子はコクヨへOEM供給。相次ぐ再開発は追い風です。この11月のトプコンから譲渡された半導体外観検査装置事業はこれまでの検査計測事業とのシナジー効果が期待できそう。

まずは日経平均日足から
2017-11-29 (2)
転換線は右肩上がり、日経平均は転換線の上をキープしており、調整ながらも上昇トレンドを維持していると思います。

次に週足で中長期でみます。
2017-11-29 (3)
GCBインデックスとはGC社独自の指標です。これと日経平均週足を重ねました。ご覧の通りで底に関してはほぼ正確に予測できています。現在のGCBはどっちつかずの中間です。これが上へ向かうのか下へ向かうのかで日経平均が左右されます。
しかし、これでは先行きは予想できません。今日はUPするのを控えて明日UPしますが、GCBの天井から18週目がすべて買いになっています。今週で17週目です。


      銘柄

ヨコレイ2874  立花は強気継続、目標株価1300円も継続。サーモン養殖子会社の利益貢献が本格化。



会員向け9月銘柄一覧(不正はありません)

日経平均 9月初~今日で14.2%上昇
マザーズ 1.9%の上昇 
2指標を平均すると、8.05%です。これをベンチマークとしてご覧ください。

2017-11-28 (5)
2017-11-28 (6)

9月紹介なので長くても2カ月半の期間です。全部で16銘柄。平均26.1%でした。あとは読者の皆様が判断することです。



まずはじめにドル円チャートです。
2017-11-28
先週、111.03円を超える円高はない、と述べましたが、国内では何とか踏みとどまった感じです。上の緑の帯が抵抗ラインです。目先円安に転換すると思います。

2017-11-28 (3)
日経平均週足とコールデン・チャート社のタイミングという指標です。タイミングの天井と日経平均の天井が一致するときもありますが、ずれている時もあり、信頼性は低いです。そこでタイミングを10週移動させます。
2017-11-28 (4)
タイミングを10週右へ移動すると、日経平均の底とタイミングの天井がほぼ一致します。これで予想すると目先は調整も近いうちに買い転換となります。


        銘柄

日本精工6471  中長期

クロスプラス3320  明日後場からの押目は買い


日経電子版に、2つの早期償還に伴う売りが指数を一時押し下げていたとの解説があります。一つは私募投信で、基準価格を上回ると、持ち高を売却して安定運用に切り替える。
もう一つは、日経リンク債の早期償還に伴う先物売りとのことです。ノックアウト価格に達したら、そこで元本保証する商品で、ノックアウト価格に接近すると運用会社は早期償還に伴い先物を売るとのこと。

日経リンク債の残高は1兆3000億円程度で、今日だけでも700億円の早期償還があったそうです。これは先物に換算すると約3100枚とのこと。
そして、日経平均が2万2500~2万3000円の間に早期償還となる可能性がある残高は8000億円規模で、相当の売り圧力みたいです。日経平均が今のもみ合いを上放れるにはこれを消化する必要がありそうです。

2017-11-27
リンク債を簡単に示すと上のようになります。売り手はOPを売り、買い手はOPの売り代金を受け取る形で、いわば「利益相反」の図式です。 売り手は売っているので対象商品(日経、個別株など)が下がってほしい、投資家は元本を割りたくないので上がってほしい、となります。

他にも違った仕組債はありますが、大体は売り手は下落期待、買い手は上昇期待となります。そして本来ならOPを売っているので、利率は10%以上出せるはずです。一瞬高利回りのお得な商品に見えますが、高リスク低リターンです。その分、組成会社、販売会社の手数料は大きいです。

当社は、このような「利益相反」の疑いのある商品は買うべきではないと考えます。


      銘柄

日本冶金工業5480

ルネサンス2378  どちらも中長期でみています。

↑このページのトップヘ