2018年02月
日経平均中期
2月6日ブログ「早ければ明日買いとなるため、まずは打診買い。9日に通常買い。その後は月末まで強気で買い集め、その後の急反発に期待します。」
2月19日ブログ「目先調整したら買い場が続くように思います。」 そして数日調整後、26,27日と大幅高。
今日の時点まではほぼその通りの展開です。特にNYはピッタシです。今日は目先ではなく中期(1~3カ月)予想をしました。

上は日経平均週足とゴールデン・チャート社のタイミングという指標です。タイミングは先週までですが、非常に低下していました。過去のタイミング底値と日経平均を結びました。説明するまでもないでしょう。
次に上のチャートを少し修正します。

タイミングを10週右へ移動しました。10週移動しても日経平均の天底とタイミングの天底がほぼ一致します。タイミングの動きからみてしばらく上昇相場が続くと予想します。
銘柄
カシオ6952 GSレポートによると、時計は日中が19/3月期へ復調を牽引。またデジカメの追加施策実施の可能性あり。

相場雑感
日本株は今日から受け渡しベースで3月入りしました。3月はさておき、外人は17年連続で現物で4月買い越しています。2月第2週まで外人は6週連続売り越しで、年初からの累計売り越し額は4.9兆円。しかし、このうち8割が先物でした。
なお、都銀地銀は6週連続売り越し、生損保は2週連続売り越しでした。これは外債の損失を日本株の益出しで穴埋めした可能性がり、本決算前ということもあり3月も継続するかもしれません。
国内機関投資家は決算対策で日本株を売る、しかし、外人は4月から買いに転じる。つまり3月は今年前半の絶好の買い場になるかもしれません。もちろん海外情勢次第という前提ですが。
日経平均のチャートは以下です。
3本のラインは当社独自のものです。下のラインを終値で今日ようやく上回りました。1日だけでは判断できませんが、明日も明後日も上回れば底値確認で上昇入り濃厚かと思います。
一般的なMACDは数日前GCしています。MACDヒストリカル(緑と赤の棒)はプラス転換(赤)もしています。強いとみるべきでしょう。
銘柄
建設技研9621
米金利
1月末から米金利上昇が懸念されてきています。しかし、専門家の間でも意見は分かれています。また、株式運用者と債券運用者ではポジションが違うため、見解は分かれます。そこで、米国債に関しては素人の当社なりの考えを述べます。
ダウ月足、米実質GDP成長率、米10年債利回りです。 GDP成長率を金利が大きく上回ると株価は長期調整に入ることが分かりました。 長期金利の理論値は以下です。
*長期金利理論値=潜在成長率+期待インフレ率+リスクプレミアム(ほぼゼロなので無視でOK)
これを現況に当てはめると
*1.8%(潜在成長率)+2%(期待インフレ)=3.8%
昨日の米10年債利回りは2.88%です。つまり、米長期金利は1月からの上昇が急だったために、株価に悪影響をもたらしましたが、いずれ修正されると思います。米長期金利は3.8%を超えると本格調整でしょうが、今は問題ないレベルと考えます。
なお、ドル相場も考慮する必要があるため、米名目実行為替レートを見てみます。
まだ大丈夫ですが、一段のドル安は金利上昇につながる可能性が高いため、健全なドル相場は必要かと思います。
いずれにせよ、米金利問題は現時点では問題ないレベルで、むしろ「良い金利上昇」と言えます。素人なりに考えてみました。
銘柄
カチタス8919
DLE3686
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結果については当社がとやかくいうことではありません。読者の方が判断なさってください。