上は2000年前後のソフトバンク月足チャートです。
上は2000年前後のマネタリーベースの伸び率(前年同月比)です。今も昔もマネーの増減に一番反応するのがソフトバンクです。
2000年問題は、コンピュータが誤作動し、航空機が墜落すると言われたりしたものです。企業はIT投資を急拡大しました。そして2000年を迎えると、システムに不具合はなく、マネタリーベースは急減し、ITバブル崩壊となりました。
2000年の年末年始は航空機墜落リスクがあり、海外旅行客は激減しました。例年なら満席の国際線もガラガラでした。
2000年までの動きを今に置き換えると、コロナでマネタリーベース急拡大中、年末年始は海外旅行ほぼゼロ。当時との違いは、過剰流動性が始まったばかりということです。バブルは日銀だけでは不可能背です。世界の中央銀行が足並みを揃えてバブルが発生します。
目先的には弱気ですが、コロナを制圧するまでバブルは続くのではないでしょうか。