STOCK TRAINのブログ

追証の果てまでイッテQ

いつもすいません そのうち

2021年05月

先程、日経は「TSMC日本拠点、イビデンなど20社超と連携」というニュースを流しました。つくば市で夏以降、試験ラインの整備を進めるというもので、一見凄そうに感じます。しかし、TSMC側の発表は、最大投資額186億です。拠点は巨額投資の必要がない「後工程」です。「前工程」だと兆円単位の投資になります。日本の半導体関連企業への影響は極めて小さいと思われます。

さて、月末の乱降下も終わり、明日から仕切り直しとなりますが。6月第3週頃までは期待できそうです。野村證券によると、OP,投機筋のポジションは日経平均3万円回復を示唆しているとのこと。また、CTAは6月23日前後まで日経平均先物を買い越しに動くと予想しています。実際にCTAが買い出動の場合は、夜間取引が重要になります。夜間強ければ実際に買い出動している可能性大です。

また、為替では、人民元が3年ぶりの高値。中国はインフレ懸念を和らげるためにも人民元高にしたいところです。また、人民元の存在感が高まってきたことは円安要因となります。この点も日本株にはプラスと考えいます。
ダウVIX3
上はダウの58日先までの変化日予想です。いつくつかある予想法では信頼度は一番低いと断っておきますが、明日変化日です。恐らく目先1日は売られても買いになると思います。


   銘  柄

シグマ光機7713
昨年8月のに「シグマ光機の光学部品を搭載したNASA火星探査機の打ち上げに成功」というリリースがありました。また、四季報には「海外航空宇宙機関向け高難易度案件増か」とあります。
最近、人工衛星関連の明星電気(6709)が決算後から急騰しています。四季報では「ロケットカメラなど化成衛生探査計画関連の大口契約獲得」とあり、シグマと被っています。

廣済堂7868 2006年7月以来、約15年ぶりの高値。3カ月にわたって高値揉み合いが上放れた格好です。
以前、外資系ファンドのベインと組んでMBOを発表も、創業家と社外取締役の反対で頓挫、そして村上ファンドが対抗TOBを仕掛けるも失敗。そうこうするうちに麻生副総理の実家である「麻生」が20.8%を買い集め筆頭株主に登場。しかし、2位にはグローバルワーカー派遣(株)という中国系仕手筋で、2位12.4%。6位株主にはアジアゲート3.3%。
5月20日決算発表時に、HRテックサービス、海外人材差℗ビスの販売強化、介護、外食、製造現場などに特定技能を持つ外国人人材を紹介。これは中国側と一致する。また斎場運営ノウハウを中国に展開するという計画もあるとのこと。

グローバルインフォメーション4171 昨年暮れに上昇も、上場2日目が高値。しかし、業績は回復してきており、今12月期決算は最高益も期待できそうです。連結予想PER16.5ばIPO銘柄としては割安。12月25日高値からの6カ月は、来月ですがその間大幅安しており、リバウンドはこれからと期待します。
 

6月は日本のメジャーSQより、第3金曜日の米メジャーSQ(クアドルブルウィチング)が重要と思います。しかし、過去の米MSQは前回の3月19日もでしたが、規則正しい動きをしてくれています(昨年12月9日ブログ参照)MSQ後調整します。調整期間は数日~9日以内です。そしてそこがほぼ全て買い場となっています。6月18日がMSQですので、第4週からは警戒&買い場探しと思います。

ところで、6月予想の前に5月の変化日予想(4月終り頃作成)の結果です。
2021-04-29

20,21日を買いか売りいずれかと予想したものの、結果は絶好の買い場でした。変化日は予想できたものの「買い」と判断できなかったのは悔やまれます。しかし、1日の誤差はありますが、ほぼ正解でした。4月もこんなものです。そして6月予想です。
2021-05-29 (7)
予想の元となる指標の1つが3週目までしか揃わないため、後半は訂正する可能性があります。なお、値幅は分かりません。1ドル高も500ドル高も同じ上昇です。(過去の変化日予想




昨日、VIXは14.76%に低下、2020年2月17日以来の低水準です。また、スキュー指数は大幅に上昇して155.31%と非常高い数値です。通常140超えで年に数回です。

スキューが高いのは、、ダウンサイドのボラティリティが上昇しているためで、参加者は将来の下落に備えて、アウトザマネーのPUT需要が高まっているということです。PUTのインプライドボラティリティが高いとスキューが高くなるわけです。
次にVIX,スキュー、ダウの関係を取り上げます。

ダウVIX
ダウとVIXです。よく分かりませんね。VIXを上下反転します。

ダウVIX2
このように同じ動きになります。つまり
VIX上昇=ダウ下落 VIX低下=ダウ上昇 の関係です。次にVIXとスキューの関係です。

スキューVIX
見づらいですが、スキューとVIXを重ねました(チャートはヤフーファイナンスより)相関関係はあまり感じられませんが、昨日は両指数が歴史的な開きとなりました。
なお、スキューはVIXに先行するといわれていますので、上のチャートを修正します。

スキューVIX2
スキューを先行さて、両指数の天井を合わせました。例外もありますが、VIXの大きな動きとなる時はある程度予想できます。今後、数週間でVIXは上昇するリスクが高まったと思います。
それがいつになるのかは、検討してまたUPしますが、相場は目先強気も急落リスクは近づいているのかもしれません。
 


NY(実際はSP500が対象)の20日先までの変化日予想です。

SV2
ダウと同じような動きに見えますが、20日先までの変化日予想であって、上げ下げは予想していません。次に直近を拡大します。

SV3
現状では6月10日(前後1日含む)が買いまたは売りとなります。4月下旬から、5月28日買いと予想してきましたが、来週以降については土日に健闘しHPにUPします。
なお、上の予想法はこうです。
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ダウの30日先までの変化日予想です
ダウ
3月までは同じ動き(実際は30日先取り予想)にみえますが、その後は乖離しています。直近の上下幅を修正し、拡大します。
ダウ2
このように高水準で変化日を予測できています。4月29日は真逆でしたが、変化日自体は合っています。次の変化日は明日です。明日も下落だと第一弾の打診買いになると思います。

しかし、6月第3金曜は米メジャーJQ(クアドルブルウィチング)です。メジャーSQ後直後は下落するケースが大半です。しかし、調整は数日~6日間程度です。過去、MSQ後の押目はほぼ全て買いになっています。MSQは6月18日ですので、6月4週目に起こるであろう調整は買いでしょう。


   銘  柄

ハーモニックドライブ6324 株価は大きく下落中も、単体ベースの受注高は1Qを底に第4Qは急拡大。半導体製造装置市場の回復の他、中国のロボット投資の恩恵。また、代理店では同社製品の在庫調整を2年以上かけて実行してきたことで、現在、受注に見合った発注になっていることもプラス要因

エブレン6599 引き続き注目




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